あっと言うまに師走ですね。この職に就かせていただいてもう半年経ちます。
2度目の定例会が終わりました。12月4日の定例会初日には初の一般質問を行いました。
トップバッターでの登壇はなかなか緊張しましたが、思いが少しは伝わったのではないかと思います。
今回は「防災行政無線と臨時災害放送局について」質問しました。
簡単に言うと、防災無線の聞こえ辛い場所への対策と災害が起きたときの情報伝達の体制を伺いました。
【防災行政無線】
大竹市内にある防災行政無線の屋外拡声器(スピーカー)は64ヶ所に設置されています。その殆どが一本の支柱に4方向のスピーカーが付いています。
問題はスピーカーの近くの方には大きな音で聞こえますが、離れると聞こえづらくなるという当たり前の課題があります。
その解決方法として多くとられているのが戸別受信機です。ただ、この機械が1台あたり4〜5万円とかなり高価で全戸に配布するには多くの予算が必要になります。
それ以外の方法として、今の屋外にあるスピーカーをラッパタイプから遠くまで届きやすいタイプのスピーカーに変える方法もあります。(屋外の音楽ライブなどで使われるラインアレイスピーカーのようなものです。)
この2つを上手く組み合わせていくことで、情報伝達の漏れを少なくしていく方法が効果的なのではないかと思い質問しました。
あと、忘れてはいけないのが防災メールとテレホンサービスですね。
メールの登録数は約2700件と大竹市の人口の1割程度です。これを多いと思う方は少ないと思いますが、12月1日時点での世帯数が 12,855世帯なので、4.7世帯に1件登録されている計算にもなります。
ただ、いつ情報が発信されるかわからないので、全国の携帯普及率が133%ですからこれはもっと引き上げて置くべき事項だと思い普及方法についても質問しました。
ただ、メール受信などがややこしい。難しい方もおられると思います。そういう方は防災無線のテレホンサービスを使ってください。0120-590-131
ここに電話をすれば直近の防災無線での放送内容が聞くことができます。
日頃の情報発信について考えてみると、これだけの方法があるにもかかわらず、なんとなく聞こえないし、分からないなぁと思ってしまいますね。